愛猫と愛犬の健康をサポートする野菜と果物

愛猫と愛犬の健康をサポートする野菜と果物

 

高品質な総合栄養食を主食としているペット(犬・猫)でも、植物性栄養素が豊富な野菜や果物を与えることで、更なる栄養サポートが可能です。植物性栄養素は、野菜や果物などの植物によってのみ生産されますが、その多くは熱に弱いという特徴があります。より効果的な栄養補給を目指すなら、加熱処理をしない野菜や植物(=ローフード=生食)を与えることが大切です。

犬・猫の食生活に新鮮な食材を取り入れる際のポイント

  • 栄養補助食(主食として与える総合栄養食以外の食べ物)は、犬・猫の1日あたりの総カロリーのうち10%以下に抑える必要があります。栄養補助食を過剰に与えた場合、肝心の栄養バランスを崩してしまいかねません。食事の90%は主食の総合栄養食を与え、残りの10%でローフードなどの健康的な食材を与えましょう。
  • 犬・猫に与える食事の内容を変えるときは、1度に複数の新たな食材を与えるのではなく、反応を見ながら何回かに分けるのがおすすめです。必要に応じて調整しつつ、ゆっくりと進めましょう。
  • リンゴやプラムなど、芯や種がある食材をそのままペットに与えるのはNGです。窒息の危険があるのはもちろんのこと、シアン化合物による中毒を起こすリスクがあります。

野菜や果物を日常に取り入れる3つの方法 

野菜や果物を無理なく犬・猫の日常に取り入れる主な方法には、「おやつとして与える」「おもちゃに忍ばせる」「ごはんのトッピング」の3つがあります。

これらの方法であれば、1度に多く与えすぎてしまう心配もいりません。「犬・猫の1日あたりの総カロリーのうち10%以下」の基準を無理なくクリアできます。ペットを楽しませながら栄養を補助できるのもうれしいポイントです。

 

犬・猫に安全な野菜と果物は?

犬・猫に安心して与えられる安全な野菜や果物にはどのようなものがあるのでしょうか?以下、主な食材をピックアップして紹介します。

犬・猫に安全な野菜

  • ニンジン
  • シイタケ
  • カボチャ
  • ブロッコリー
  • ザワークラフト
  • ピーマン
  • ズッキーニ
  • キャベツ
  • サヤインゲン
  • セロリ
  • バターナッツカボチャ
  • ビーツ
  • 芽キャベツ
  • キュウリ
  • ホウレンソウ

 

犬・猫に安全な果物

  • ブルーベリー
  • スイカ
  • バナナ
  • パパイヤ
  • ラズベリー
  • イチゴ
  • メロン
  • リンゴ
  • ブラックベリー
  • ナシ
  • モモ
  • パイナップル
  • スモモ
  • キウイ

  

野菜、果物ともに種、皮、ヘタ、茎、スジや変色部分を取り除いてから与える必要があります。また、犬と猫では、犬のほうが新鮮な野菜や果物の味を好む傾向にあります。

犬・猫に安全な野菜と果物に含まれる主な栄養素

大切なペットへ与える食材は、含まれる栄養素についても知っておきたいものです。前述の野菜、果物のうち、主な食材の栄養素と期待できる主な効果を紹介します。

  • ニンジン:ビタミンAを豊富に含みます。ビタミンAの供給源であるカロテノイドは強力な抗酸化作用を持つことから、免疫機能の改善や、特定疾患のリスク軽減に役立つとされています
  • シイタケ:シイタケに含まれるβ-グルカンは、免疫機能を担う白血球を活性化させます。シイタケの持つうまみを好むペットは多く、与えやすい食材としても知られています
  • カボチャ:ビタミンと抗酸化物質を豊富に含みます。まろやかな甘みがありながらも低カロリーなので、カロリーコントロールをしやすい食材でもあります
  • ブロッコリー:癌の予防効果が証明されているグルコシノレートを含む食材です。食物繊維も豊富で、スルフォラファンやビタミンCなど、抗炎症作用のある成分も含まれています
  • ザワークラフト:発酵過程で有益なプロバイオティクスが生成されます。カロリーが非常に低く、抗酸化物質や食物繊維も含まれています
  • ブルーベリー:植物性栄養素を豊富に含む果物です。一般的な果物や野菜の中で、最も高いレベルの抗酸化物質を含み、酸化ストレスによる損傷から細胞を保護します
  • スイカ:低カロリーで水分が多い果物です。夏場の水分補給や暑さ対策にも役立ちます
  • メロン:豊富な水分に加え、ビタミンC、ベータカロチン、食物繊維、抗酸化物質を含みます。独特の香りによって、猫も好んで食べる果物です

ペットに与えてはいけない野菜や果物とは 

中には、深刻な中毒症状を引き起こすなど、犬・猫にとって安全ではない野菜や果物も存在します。大切なペットを危険にさらさないためにも、避けるべき主な食材を紹介します。

・グレープ
・タマネギ
・ニンニク
・ニラ
・ネギ
・野生のキノコ

万が一の事態を防ため、これらの食材はペットが触れられない場所に保管するのがおすすめです。

  

犬・猫の健康をサポートするインスティンクトの栄養補助食 

メインの食事である総合栄養食に加え、一定量の野菜や果物を与えることは、犬や猫の健康維持に効果的です。一方で、野菜や果物を欠かさず用意し、犬や猫に最適な形で与えるのは簡単なことではありません。

インスティンクトでは、そんな人にぴったりな犬・猫向けの栄養補助食を展開しています。以下、その詳細を紹介します。

マルチビタミン」

インスティンクトの「MIXERS(ミキサー)  マルチビタミン」は、認定獣医栄養士が厳選した27種類の栄養素を含む、マルチビタミンタイプの栄養補助食です。

加熱処理をしない100%フリーズドライ加工で、素材の栄養を壊しません。ローフード(生食)ならではの味わいで、犬・猫が美味しく食べられるのもうれしいポイントです。

通常、加熱処理をしないフードは衛生面が問題になりますが、インスティンクトでは超高圧殺菌処理 HPP(High Pressure Processingの略)を利用した殺菌処理を行い、安全性を担保しています。日本国内において、ペット用フードに高水圧処理を行っているのはインスティンクトのみです。

なお、「MIXERS  マルチビタミン」は、「成犬用」「シニア犬用」「成猫用」「シニア猫用」と、大切な栄養素を年齢別に摂取できる商品ラインナップを展開しています。大切なペットの健康を手軽かつ手厚く支えるアイテムとして、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

インスティンクト MIXERS(ミキサー)  マルチビタミン

インスティンクトの「MIXERS(ミキサー)  マルチビタミン」は、認定獣医栄養士が厳選した27種類の栄養素を含む、マルチビタミンタイプの栄養補助食です。フリーズドライ(生肉95%以上)の100%ローフードです。

犬・猫にぴったりの食材を厳選しよう

今回ご紹介した内容を参考に、毎日のごはんやおやつにローフードなどの新鮮な食材を加え、ペットの食事のバリエーションを増やしてみましょう。野菜や果物を豊富に含むインスティンクトの総合栄養食をベースに、犬・猫が喜ぶプラスアルファを加えることで、大切なペットの健康サポートと楽しいコミュニケーションを同時にかなえられるでしょう。

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